イブ・クラインはフランス・ニース生まれ。
ニースの海岸で見た空の色であるとともに、
宇宙の根源的なエネルギーに通ずる色である「青」を理想とし、
オリジナルのブルーを染料を作り出します。
それが「インターナショナル・クライン・ブルー」
1957年にミラノで開催された個展で、オリジナルのブルーの染料を使用した
絵画作品群を発表し、一躍脚光を浴びた人です。
私が彼のブルーと出会ったのは、
東京駅にある東大の博物館 インターメディアテクで
「インターナショナル・クライン・ブルー」の顔料が展示されていたからです。
真っ青なブルーはほんとうに美しく、
そのあとで彼のことを調べたら、Blue一色で作品を作って発表している、
他に見ないアーティストでした。
ちなみにそのクライン・ブルーの顔料は、
渋谷にあるウエマツ画材店で売っていて、
私も持っています。